Nikki 13 金曜のテレビ 若林と千春

さっき金スマみてて

若林のお父さんの話、結婚の話が興味深かった。

頑固オヤジでいつもご機嫌を伺っていかに怒られない嘘をつくかを考えていたのに父親はどんな存在かと聞かれて、友達と答える若林。

傷つくこと、怒りを感じることが似てるから親父の言ってることは詳しく話さなくても友達みたいにわかる、と。

親をそんなふうに思ったことないな。ただ、最近になって、母親より父親と感覚が似てるって思うから色々話したいなと思うようになった。

でも実際、何を話せばいいかわからなくて一言二言で終わってしまう。

 

結婚に興味がなかった若林が、そんな"友達"から結婚はいいぞ、と聞くと

この人が言うならそうなのかもしれないと結婚に前向きになった。

 

若林のお父さんが死ぬ間際に食べたいものを聞くと、コンビニのソフトクリームが食べたいと言った。

それを聞いた若林の感想が新鮮だった。

人生最後に食べたいもの、幸せになれるものがそんな身近なもので叶えられるのか、と。

そんな身近なもので幸せになれる。

身近なもの、それまで斜めに物事をみていて見えなかったもの。

そうやって簡単に幸せになれる世界に自分はいるんだと。

だったらもっとこの世界を楽しく過ごせたらいいんじゃないか。

私もあまのじゃくでミーハーなものが嫌だったりするから若林の屈折した感じには少し親近感を持っていた。

そんな若林が、(私にとっては)些細な出来事で自分の武器を放り投げてにこにこしている。

彼は、自分のことばかり考えて生きてきたんだなって反省していた。

いまの自分とめちゃくちゃリンクするなと思った。私でも変われるのかもしれないなと思った。

いかに狭い視野の中でひとり考えを巡らせて自分の思い込みで人をみていたか。

 

あとさっき、松山千春

いまの若者は、見返りを求めすぎと言っていた。

私はこんだけやったんだから

こんだけしか返ってこない

めちゃくちゃ思ってるいつも。

だから不満に思うことが増えてゆくんだろうな。

無駄にいらいらしてるってわかってる。

だから心の中では外に出さないって思ってるけど、出ちゃってるらしい。

いまはなんでも結果がすぐ出るからそれに慣れて見返りを求めるスピードも早まってるから余計そわそわするんだろうな。